以前もクラスの時に禅語を紹介していました。
引用させて頂いている本は、
「禅の言葉」「ほっとする禅語70」
9月から紹介しています。
分面ではなく実際の言葉で伝えてたいクラスの時に話していることを 今夜は書きます。
把手共行(はしゅきょうこう)誰と一緒に生きて行きますか?
お釈迦様と歩む、愛する人と共に歩む、同じ志しを持つ共に、と意味が色々と解釈があります。
渡曾正純さんはこう言っています。
あなたの心の底の方にとても純粋で正直な自分がいませんか?たまに顔を出しては、「自分よ、大丈夫かい?」と呼びかけてくれるもう一人の自分。それが手を取り合うベストフレンド。世の寒風にさらされくじけそうになった時、見失いそうになった自分と少しおしゃべりしてみてください。「把手共行」が勇気をくれます。
ヨガの教えにも似ています。本当の自分について、ヨガ哲学では学び続け経験していきます。
本当の自分は、サクッと例えると何でも知っている神さまと同じ存在であると説いています。
自分の変わりは居ません。怪我も病気も誰も代わってくれません。頼れる私を目指しましょうね。
両忘(りょうぼう)
生死を忘れる。貧富を忘れる。苦楽を忘れる。二元的な考え方をやめることです。生きている時に「死んだらどうしよう」とくよくよ考えていないで、生きることに徹すると、死を忘れることが出来ます。さらに、死ぬことも生きていることも両方とも忘れると、心に静寂が得られます。
ポジティブで居続けることは、ポジティブに縛られます。そうでないとネガティブになります。ポジティブもネガティブも忘れた時に静かな心が得られます。良い悪いに縛られない、ジャッジしない心は本当に静寂になれますよ。
莫妄想(まくもうそう)「A か B」の発想をやめると、余計な比較をしなくなる。
両忘と同じように、生と死、良い悪い、美しいか醜いか、豊か貧しい、と比べることをやめること。
人は人、自分は自分。私の人生は私だけのもの。他人のそれとはまったく別のものです。比較することは無理ですよね。幸せそうな友人には、心から良かったねと。あなたが、それを祝えば自分に返ってきますよ。今いる環境の中で、一生懸命に生きること。あなたにしか感じられない見えない幸福が、きっとみつかるはずです。毎日見つかります。
大変とは、大きな変化。
今のゴールは、次に続く。
癒しは、心の在り方で得られます。
心が閉じている時は、ゆっくり過ごしてね。ネガティブでもいいんだよ。
無理しないように、人に優しい言葉や行動してね。優しい行動は優しい環境を作ります。
こうでなければならない、そうしなければいけない、自分ルールは自分をそのルールの牢屋に入れてしまいますよ。
時には肩の力を抜いてね。応援しています。
ヨガを知り、それを学び続け、教えを実行する。
静寂な時間が増えていることに、心から感謝しています。
次のステージが待っています。ありがとう。